ガン細胞になる前であれば治療可能です
ヒトパピローマウィルスそのものを完璧になくす治療法は残念ながら今のところ見つかっておらず、体から自然消滅してくれるのを待つしかありません。抗生剤を使えばある程度は活動を抑えられますが、これの効果も100パーセントではないようです。このように人為的に消滅させることができないので、ヒトパピローマウィルスがもとで発症する病気は、良性・悪性とも再発しやすいのが特徴です。
良性ヒトパピローマウィルスによる性病は、尖圭コンジローマが代表的です。尖圭コンジローマは切除やレーザーなどの手術でイボを取り除いたり、抗ガン剤を塗ったりして治療していきます。抗ガン剤を使うのはコンジローマの原因であるヒトパピローマウィルスの薬が存在しないため、これを代用するのです。およそ25パーセントの確率で再発してしまいますが、繰り返し治療を受けていれば完治することができます。
ガンに発展する可能性のある悪性のヒトパピローマウィルスですが、ガン細胞になる前であれば、十分に活動を抑えることができます。前ガン状態になっているヒトパピローマウィルスでも、治療を続けるうちに消滅してしまうこともあります。ヒトパピローマウィルスははっきりした治療法はないものの弱いウィルスであるため、悪性でも治る可能性が高いのです。ちなみに男性は悪性のヒトパピローマウィルスでも尖圭コンジローマとなって発症するので治療法は同じです。
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ヒトパピローマウィルスの治療